椿三十郎
明日から公開らしい。今日は朝からテレ朝で織田裕二がプロモーションに精を出している。久々に見たくなったのでオリジナル版のビデオをいましがた観終わった。
さすがである。やはり面白い。黒澤映画はみんな好きだが、椿三十郎は傑作だ。最高傑作はと聞かれたらやはり「七人の侍」と答えるだろうがこの作品はエンターテイメントとしては最高ではないだろうか。会社勤めだった頃、若者に観る様に薦めたことがある。観た者は本当に面白かったと言っていた。リメイク版を劇場で観る事はないだろう。やはりオリジナルを超えることが出来ないのは明白だし、その違いを論じても空しい。
踊る・・・での織田裕二は確かに面白かった。しかし三船に迫れるとは思えない。豊川ナニガシと仲代達也を比較するのも酷であろう。全く凄い映画だ。黒澤の映画は本当に時代を過ぎても陳腐化しない。後の東宝映画、若大将シリーズなどが観るに耐えないものなのに全く光を失わない黒澤映画って一体何? と、言いたくなる。七人の侍も近いうちにまた観よう。(長いので観るのには覚悟が必要)
世界中の監督たちがリスペクトする黒澤。黒澤チルドレンともいえるスピルバーグも好きだ。私は特に映画通ではなく劇場映画は年に一本くらいしか観ない。今年は家族でトランスフォーマーを観たのみ。白黒でも、CGなど一切無しでも黒澤映画は面白い。どんなに技術や機材が進化しても超えられない物があるようだ。私も写真やビデオを撮っているが究極には映画を撮りたいという願望がある。ドキュメンタリーくらいは撮れるかも・・・。
色々考えていたことを書こうと思っても陳腐な文章しか書けない自分が情けない。黒澤クロサワと騒ぐのもミーハーっぽい。宮崎アニメも好きだったが、みんなが騒ぎ出してから何か嫌になった。本当は全然有名じゃなくても凄い作家はたくさんいるんだろうね。いちいち発掘しているほど暇じゃないから世間である程度評判になったものしか触れられないのはちょっとさびしい気はする。今の私にできることは息子のビデオを編集してビデオクリップを作り、ネットにあげて自慢するくらいか。そんなことでもものすごくエネルギーが要る。個人製作ででも映画を作ると言う作業は恐ろしく大変なのだろう。そんなところで今日はおしまい。


